小学生の頃の話ですね。
そういえば、小学校の体育ってどうして授業色よりも
遊び色のほうが強いのでしょうか。
授業でサッカーとか普通にしますもんね
その日の体育は、ドッチボールでした。
出席番号順でチームが分かれO西さんは、敵チームでした
まぁ、今でも、普段からもあの子は敵でしたけど。
運動は苦手なくせに、こんな子供のする遊びに付き合ってられるか的な
微妙な空気を漂わせながらO西さんは結構楽しんでました。
しかも、ボールが回ると必ずあたし狙いという徹底した敵っぷり。
まぁ、今も敵ですけどね。
あんまりしつこく狙ってくるので、あたしも狙い返してたんですけどね。
O西さんが、ドッチボールで異常なほど、余裕かましてくるのは
彼女いわく「闇の闘気結界」(ダークネス・バトルオーラフィールド)
・ ・・違った、その頃はいろいろ間違ってたので
彼女いわく「ダークネス・バトルオーロラフィード」という
謎のバリアで守られているのでボールが当たるわけが無いとのこと。
まぁ、そんなたわけた彼女の顔面狙ってボール投げてたお茶目なあたし(w
時間がたつにつれて、バテルO西さん。
勿論、こっちチームとしてはバテルまで生かしておいたのですが(w
最初は、ボールを大きく踊るようにかわしていたのですが
時間が経つにつれ最小限の動きしか出来なくなってました。
予定通りです。計算どおりです。
すべて、あたしの手のひらの上です。
パスを受けたあたしは、体重をのせO西さんめがけてボールを投げました。
後ほどO西さんに聞いたところによると、
そのときのボールの速度は時速300Kmを超えていたそうです。
すげーな、小学生のあたし。
あたしの投げたボールは、まるで吸い寄せられるかのように
O西さんの顔面に。。。そのとき確かに、聞きなれない音を聞いたような気がします。
顔面にボールを受けたまま後ろに倒れるO西さん。
顔面で受けたボールを落としてないので、セーフです。
しかも顔面なので落としたところでどっちにせよセーフです。
顔をおさえながら、立ち上がったO西さん。まぁ、罪悪感をその時
・ ・・いや、その瞬間は感じてました。
「ダークネス・バトルオーロラフィードが、やぶられるとは・・・」
・ ・・次の瞬間意味不明な言葉がO西さんから・・・
「まさか、にゃもす(仮名)はあたしの属性破りの呪文をボールに!?」
近くにいた男子は、既に笑いをこらえています・・・
ボールをまじまじとにらむように見つめるO西さん。
何かに気づいたように顔をはっとさせます。
ボールに書かれたメーカー名を見ながらO西さんは呟きました。
「やはり、水の属性魔法を込めてたのか・・・」
Mizuno・・・ってそういう意味じゃねーよ!
と心の中で突っ込みながら、クラス全員の腹筋は
「シャイニング・ナイトメア」(輝ける闇の使者)の異名を持つ
小学生に破壊されました